2026年8月 ライブ配信トラッカーハイライト:中国の配信ランキングでRPGが首位を独走、『Lord of Mysteries』と『Mistfall Hunter』が急浮上

本記事はNiko Partnersの許可を得て、Niko Partnersのブログに掲載された記事を翻訳・紹介するものである。

Niko Partnersは、専門的な市場調査機関であり、2002年以来、アジアおよび中東地域のビデオゲーム・eスポーツ市場および関連する消費者動向の調査・分析に注力してきた。

2026年8月、中国のライブ配信市場ではRPGが圧倒的な存在感を示し、同月で最も視聴されたコンテンツの一つとなった。Niko Partnersの「中国ゲーム&ライブ配信トラッカー(China Games & Streaming Tracker)」によると、2026年8月の中国ライブ配信市場において、RPGは引き続き最も視聴者数の多いゲームジャンルの一つとなっている。全体として、大型アップデートや予告配信が視聴者の関心を維持する結果となった。また、8月に新たにランクインしたタイトルには、初登場16位の『Lord of Mysteries』や、24位の『Mistfall Hunter』が含まれている。

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快手(Kuaishou)傘下の『Lord of Mysteries』は、当社のNiko Indexランキング(総合)で44位、RPGジャンル単体では16位にランクインし、8月にはHuya、DouYu、Bilibiliの3プラットフォーム合計で560万人の総視聴者数を記録した。基本プレイ無料のクロスプラットフォーム(モバイル/PC)対応RPGである本作は、8月21日にiOS、Android、HarmonyOSなどの主要プラットフォームでリリースされ、同時に公式サイトを通じてPC版も配信された。

同名の中国人気ウェブ小説を原作とするこのオープンワールドMMORPGは、開発費とマーケティング費用の総投資額が12億人民元(約1億7,900万米ドル)に達すると報じられており、今年の中国で最も注目を集めたMMOタイトルのローンチの一つとなった。

本作はユーザー獲得において力強い滑り出しを見せ、リリースから1時間以内に新規登録者数100万人、24時間以内に500万人を突破した。

全プラットフォームでの初週総売上が2,000万米ドルを超え、好調を維持したままサービス開始2週目に入ったが、本作が成功したかどうかを判断するにはまだ時期尚早である。

本作のTapTapにおけるレビュースコアは7.2点となっている。プレイヤーからは、雰囲気のあるビジュアル、音楽、ボイス、そして原作小説の再現度が高く評価されている一方で、反復的なMMOシステムや、「Pay to Win」要素に大きく左右される進行システムに対しては批判の声が上がっている。

ByteDanceの子会社であるBellring Gamesが開発した『Mistfall Hunter』は、当社のNiko Indexランキング(総合)で87位、RPGジャンル単体では24位にランクインし、8月にはHuya、DouYu、Bilibiliの合計で200万人の総視聴者数を記録した。買い切り型(B2P)のクロスプラットフォーム(PC/コンソール)対応RPGである本作は、7月30日にSteam(グローバル版)、Xbox Series X|S、PlayStation 5などの主要プラットフォームで発売された。特筆すべき点として、本作は発売初週に100万本の売上を達成している。

中国国内における本作の価格は、通常版が88人民元(13.10米ドル)、デラックス版が138人民元(20.53米ドル)に設定されており、14日間のローンチ割引が提供されたほか、公式サイト経由での購入が最安値となっていた。

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本作は当初、「Steam Nextフェス」で公開された体験版を通じて注目を集め始め、当時は43万人のプレイヤーが参加した。

簡体字中国語のレビューは全体の約14.70%を占めているが、そのうち好評は半数にとどまっている。ダークファンタジーの世界観や、魅力的なソウルライク(Soulslike)アクション、そして脱出(エクストラクション)型のゲームプレイコンセプトは称賛されているものの、サーバーのラグ、リージョンロック、クラス間のバランス崩壊、ソロプレイでの進行の制限、そして強引なマネタイズ手法については厳しい批判にさらされている。

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